先週、横浜美術館の
「村上隆のスーパーフラットコレクション」に行って
これはやっぱり本人の作品を
実際に観に行かなければということで
行って来ました六本木ヒルズ
「村上隆の五百羅漢図展」
自分の村上さんの作品は
ルイヴィトンとコラボしたり、六本木ヒルズのキャラクター程度の
知識しかなかったので
どちらかと言えばそんなに惹かれる事はなかったのですが
今回、実際に目の前で作品を観て
制作過程やご本人の映像や言葉を目にして
自分の持っていたイメージとは大きく違っていることを知りました。
圧巻でした。
高さ3メートル、幅100メートルの超大作「五百羅漢図」
フタッフだけでなく美大生も募集して
一気に一年間で描き上げたという作品は
絵、構図と圧倒的な色彩のパワーに観終わったらもうグッタリ。
制作過程の展示もあったのですが
深く調べ上げた膨大な資料や
スタッフへのすごく細かい部分にまでこだわって指示している指示書から
小さなモチーフにまで
一切の妥協なく強い想いを込めて作られていて
このグッタリ感の理由がわかった気がしました。
大型彫刻作品や
お馴染みのキャラクターモチーフも
勝手にポップで軽快なイメージをもっていたのですが
かなり印象が変わりました。
展示の最後の作品
芸術のことを綺麗ごとでは無く
本気で考え
あえて矢面に立って
批判も承知で先頭を走っている
そんな強い気概を感じました。
なんだか尻を叩かれたような気がした
いい時間でした。
やっぱり実際に本物を自分の眼で見て
自分の心で感じなきゃいけませんね。
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