2011年10月9日

悔し泣き、うれし泣き

息子の幼稚園運動会

園児たちは
今まで練習を頑張ってきました。

組別にそれぞれ揃いのTシャツを着て
今日が本番





その中で印象に残った場面がありました。


年中さんの40メートル徒競走


5クラス対抗
順位で点数を競います。

いかにも速そうな女の子

ゴールを見つめて
精悍な顔でスタート位置につきます。



「ヨーイ」


バン!



やっぱりその女の子は
ほかのみんなより飛び出します。

みんな一生懸命に走ってる。



ゴールまであと10メートルほどのところで

その女の子は転んでしまいました。

観ている方も「あっ」と声が出ます。



結果は5位

ゴールして係りの保護者の方に
手を引かれていくとき

我慢していた顔は崩れて・・・



きっと転んで痛かったと思うけど
それよりも

今日この本番で転んでしまったことが
悔しかったんだと思います。

今まで練習してきて
パパやママにも頑張ってと声をかけられてきて
迎えた本番。

その女の子の泣き顔をみて
胸が締め付けられました。




1番でゴールしてうれしくてママに手を振っている笑顔も
歯を食いしばって懸命に走っている顔も

純粋に精一杯やっている顔で


だからこそ
涙もあふれるんだと思います。




子供たちの体中で喜びを表現する姿
本気で悔しがる姿をみていて

教えられるというか
気付かされるというか
へんに大人になってしまった自分がつまらなく感じるというか




自分のことで悔し泣きなんて
いつからしてないだろう。














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