先日の新聞記事に
美容と理容を分けている法律のことが載っていました。
「美容室では顔そりとか出来ないんですよね?」
たまにお客さまに聞かれることがあります。
「そうなんです。顔そりや襟そりは理容室でないと出来ないんです」
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他に違いってあるのかな??
美容師と理容師は学校から別になります。
美容科と理容科
なので
両方ともハサミとクシで仕事はしますが
技術も基礎も全く違います。
でも、同じヘアスタイルを作る仕事。
髪を切って、曲げて、色を変えて・・・
70年ほど前に作られた法律で
男は理容室で髪を切る
女は美容室で髪を切ると決められたそうです。
美容室が男性客のカットをしていいのは
パーマなどの美容行為の一環でのみ。
だから厳密には美容室は
カットのみの男性客は施術してはいけないことになっています。
何ともナンセンス。
それ以外にもこの法律に寄って弊害も多々あるようです。
70年前の価値観が変わらず法律として
定められていることにちょっと驚きです。
ヘアデザインだって
今はジェンダーレスになってきているのに。
近い将来
理容と美容の垣根がなくなっているのかもしれませんね。
そうなるとまたヘアサロンの形態も
もっと多様化して
サロンの在り方も変わっていくのかも。
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