先日、横浜美術館へ
「魅惑のニッポン木版画展」を観に行って来ました。
江戸時代の浮世絵から
現代の新しい表現としての木版画まで
とても充実していて魅入っていると
時間があっという間に過ぎてしまっていました。
その中でも浮世絵の完成度の高さには驚きます。
浮世絵は絵師の名前だけが
作者として残ることが多いのですが
絵師、彫師、摺師
とそれぞれの卓越した技術をもったプロが
分業制で
一枚の浮世絵を仕上げます。
絵師がデザインしたイメージを請けて
それを上回る仕事でカタチにしていく
“彫師” “摺師”という人達にとても感じ入りました。
自分たち美容師も
お客様のものである髪を通じて
お客様のものであるヘアスタイルを
任されデザインしカタチにする仕事。
数百年も残る作品を作りだしたプロの仕事に
とても刺激を受けて
もっともっと精進しなくては・・・
と気持ちを新たにしました。
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