施術が終わって
お会計をしていただいて
「ありがとうございました!」
そうして
振り返って歩いていかれるお客さまのヘアスタイル
風になびいていたり
歩幅に合わせて揺れていたり
日差しが当たって輝いていたり
今、自分が作ったヘアスタイルが
自分が動かしたのではなく
自然な日常の中で揺れていて
自分の手を離れ
お客さまの日常として存在している
さっきまで目の前で、また鏡の中で
見ていたスタイルとは全然違って見えるのが面白い
そこで初めて
お客さまのモノになっていく
その瞬間がとても好きです。
お客さまが帰られる後姿を
ほんの少しですが眺めている時
この仕事の素晴らしさと
責任の重大さを同時に感じます。
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